学園の「使命」MISSIONと「将来構想」VISION

MISSION VISION ACTION
学校法人昭和女子大学は、
学園の「使命」MISSIONと「将来構想」VISIONを達成するために、中長期計画を実行しています。
計画の重点目標にそって、女子大学として の独自性を確立し 、卓越した教育機関を目指していきます。
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MISSION
使命
「世の光」として、時代の変化に先駆けながら、
社会が求める人材を輩出して行くこと
昭和学園の建学の精神は、「世の光となろう」という言葉に託されています。1920年の学園創設にあたって創立者人見圓吉は、第一次大戦後の荒廃を平和で希望に満ちた世界に変えるには、慈愛に満ちた女性の力が必要であり、「来る文化の朝を迎へるために身支度をとり急がねばならぬ」と『開講の詞』で説きました。また、創立者は「目覚めたる婦人、正しき婦人、思慮ある力強き婦人」の育成を教育の目標に掲げ、『校訓三則』では「清き気品、篤き至誠、高き識見」を備えた人間になるよう教えています。
この建学の精神は、現在もなお色褪せることなく受け継がれています。この精神に則って時代の変化に先駆けながら、社会が求める人材を輩出して行くことが本学園の使命です。
昭和学園の使命は、建学の精神に則り、誠実で礼儀正しく、学識・教養に裏打ちされた品位ある人間、奉仕の気持ちを失わず、世界や社会のことがらに深い関心を持ち、国の内外を問わず様々な分野で、豊かな創造力と探求心をもって指導的な役割を発揮出来る人間を育て「世の光」として送り出すことにあります。
使命
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VISION
将来構想
社会と連携し、教育を先進的に展開するとともに、
世界からの留学生や社会人にも開かれた学園とし一人ひとりが可能性を最大限に伸長できる学園とする
21世紀の知識社会の高度化、グローバル社会・ダイバーシティ社会の進展は、既存の社会的枠組みを変化させるとともに、格差拡大、少子高齢化、環境問題など深刻な課題を生み出しています。こうした課題の解決と社会の改革のためには女性の活躍が不可欠であり、いま、新しい女性像の構築と育成が求められています。その意味で、女子教育に対する期待は極めて大きいと言わねばなりません。
私たちは学園の『開講の詞』にもあるように、つねに未来を見据え、時代の要請に応えた女子教育を推進しなければなりません。教員は教育力・研究力の高度化をさらに追求し、職員は専門性向上に努めて、教育と研究のさらなる相乗的進展を図ります。すべての教職員は、卒業する学生が十分な知識・技能と自主・協働の精神を身につけたか検証して、それらを涵養するための教育プログラムをつねに研究し、実践します。
本学で学んだ学生は、ゆたかな教養と必要な知識・技能を身につけ、生涯学び続ける意欲と確固たる職業観を持って自分の人生を設計できる女性です。そのうえでこれからの時代にふさわしく、自国の文化を理解しつつ異文化にも寛容で、他者と協働して課題を解決し、もって社会に貢献できる女性です。
私たちは社会・地域・企業と連携しつつ、このような教育を先進的に展開するとともに、世界からの留学生や社会人にも開かれた学園とし、園児・児童・生徒・学生一人ひとりが可能性を最大限に伸長できる学園とするものであります。
創立100周年を迎え、すべての学園関係者が一体感をもって「昭和コミュニティ」を形成し、あらためて学園の存在価値を高めていく決意です。
将来構想
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ACTION
重点目標
学園の『使命』MISSION と『将来構想』 VISION を達成するため
学園の永続的な発展のための重点目標を定めています
自立・自律し、
グローバルに活躍する人材の輩出
自立・自律し、グローバルに活躍する人材の輩出
女性活躍を牽引する教育機関として、社会における 課題や障害を克服する 多様かつ 力強い女性リーダーを育成する。
そのために、個性を活かし 、自ら考え、行動する主体的な学びを促す教育プログラムやリーダー育成プログラム、未来を切り開く進路・キャリア支援を実践する。また、異文化コミュニケーション能力を持ち、グローバルに活躍する人材を育成するため、キャンパスのグローバル化をさらに推進し、グローバル教育や異文化交流の機会を拡充する。
ステークホルダーによる
「昭和コミュニティ」の形成
ステークホルダーによる「昭和コミュニティ」の形成
在学生・教職員を中心に、保護者、こども園から大学院まですべての卒業生、退職した教職員、 BST ・ KPIS ・ TUJ 、連携する企業・自治体等、多様なステークホルダーからな る「昭和コミュニティ」を形成し、学園全体の教育力向上を支える基盤を強化する。
そのために、ステークホルダーと学園との関係を深化させる取り組みを推進 するとともに、ステークホルダー同士がつながり、新たな価値を創造する プラットフォームとしての機能を構築する。
組織体制の強化及び教職員の
エンゲージメントの醸成
組織体制の強化及び教職員のエンゲージメントの醸成
常に時代の要請に応え進化し続ける学園を目指し、組織体制を強化するとともに、教職員のエンゲージメントを醸成する。
そのために、組織体制の強化に向けた施策の実施や各種人事制度の整備、 FD Faculty Development・ SD Staff Development 活動の充実を推進する。また、 学園の『使命』 MISSION と『将来構想』 VIS I ON や新たな取り組みについての情報を教職員が共有し、協働する環境を整備する。