学園の「使命」MISSIONと「将来構想」VISION

2002年9月、理事会は、「学園の『使命』 MISSIONおよび『将来構想』 VISION」を表明し具体的な行動に着手、2017年2月には、創立100周年(2020年)に向けて、改めて学園の存在価値を高めるべく、新たな使命・将来構想を打ち出しました。

■使命(Mission)

昭和学園の建学の精神は、「世の光となろう」という言葉に託されている。1920年の学園創設にあたって創立者人見圓吉は、第一次大戦後の荒廃を平和で希望に満ちた世界に変えるには、慈愛に満ちた女性の力が必要であり、「来る文化の朝を迎へるために身支度をとり急がねばならぬ」と『開講の詞』で説いた。また、創立者は「目覚めたる婦人、正しき婦人、思慮ある力強き婦人」の育成を教育の目標に掲げ、『校訓三則』では「清き気品、篤き至誠、高き識見」を備えた人間になるよう教えている。この建学の精神は、現在もなお色褪せることなく受け継がれている。この精神に則って時代の変化に先駆けながら、社会が求める人材を輩出して行くことが本学園の使命である。

昭和学園の使命は、建学の精神に則り、誠実で礼儀正しく、学識・教養に裏打ちされた品位ある人間、奉仕の気持ちを失わず、世界や社会のことがらに深い関心を持ち、国の内外を問わず様々な分野で、豊かな創造力と探求心をもって指導的な役割を発揮出来る人間を育て「世の光」として送り出すことにある。

将来構想(Vision)

 21世紀の知識社会の高度化、グローバル社会・ダイバーシティ社会の進展は、既存の社会的枠組みを変化させるとともに、格差拡大、少子高齢化、環境問題など深刻な課題を生み出している。こうした課題の解決と社会の改革のためには女性の活躍が不可欠であり、いま、新しい女性像の構築と育成が求められている。その意味で、女子教育に対する期待は極めて大きいと言わねばならない。
 私たちは学園の『開講の詞』にもあるように、つねに未来を見据え、時代の要請に応えた女子教育を推進しなければならない。教員は教育力・研究力の高度化をさらに追求し、職員は専門性向上に努めて、教育と研究のさらなる相乗的進展を図る。すべての教職員は、卒業する学生が十分な知識・技能と自主・協働の精神を身につけたか検証して、それらを涵養するための教育プログラムをつねに研究し、実践する。
本学で学んだ学生は、ゆたかな教養と必要な知識・技能を身につけ、生涯学び続ける意欲と確固たる職業観を持って自分の人生を設計できる女性である。そのうえでこれからの時代にふさわしく、自国の文化を理解しつつ異文化にも寛容で、他者と協働して課題を解決し、もって社会に貢献できる女性である。
私たちは社会・地域・企業と連携しつつ、このような教育を先進的に展開するとともに、世界からの留学生や社会人にも開かれた学園とし、園児・児童・生徒・学生一人ひとりが可能性を最大限に伸長できる学園とするものである。
創立100周年を迎え、すべての学園関係者が一体感をもって「昭和コミュニティ」を形成し、あらためて学園の存在価値を高めていく決意である。

2017年2月


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